【治療経過】乳がん（ステージⅡa）：光免疫療法による腫瘍縮小と手術サポート効果

症例概要

• 年齢　40代
• 性別　女性
• ステージⅡa
• 手術前

ご相談の経緯とご提案

テレビで光免疫療法を見たとご相談に来られました。

今のところ転移は指摘されておらず、手術で根治できるだろうと言われつつも、最終的には開いてみないとわからないということを主治医よりお話されているとのことでした。

患者様としては、少し手術まで日数があることをも気にしておられました。

我々としては、手術までに少しでも腫瘍を小さくしておくことと、転移の可能性をできるだけ低くすることを目指し、光免疫療法を提案させていただきました。

通常は6回をワンセットとして治療を行っていますが、今回は、手術の効果を最大限にサポートすることを目的とし、手術前２回、手術後１回の合計３回の治療計画をたてました。

速やかに光免疫療法を行い、手術時には3.4cmあった腫瘍が2.8cmまで縮小し、手術も無事に終了しました。

今は、再発予防として、然るべきタイミングで光免疫療法を追加できるよう、定期的にフォローさせていただいています。